個人事業主から会社設立

個人事業主の中にはこれから事業拡大していきたいという目標を持っていて、会社設立を検討している人も多いと思います。
そこでまず知っておかなければならないのが会社設立の方法、そして個人事業主と法人の違いについてです。
個人事業主はあくまでも個人としての事業になりますが、法人となれば組織として事業を展開していくことになりますので、その分責任も大きくなります。
しかし事業拡大のチャンスは個人事業主の時よりはるかに多くなるので、事業の成長を望むなら会社設立のほうがいいでしょう。

それでははじめに会社設立の方法ですが、これは会社形態を決めるところからはじめます。
日本には現在4つの会社形態がありますが、一般的には株式会社か合同会社のどちらかが選択肢となり、ほとんどは株式会社を選択します。

株式会社を設立する方法は会社の基本事項となる会社名や会社の所在地、事業内容を決めて、機関設計や資本金などと一緒に定款という書類にまとめて記載します。
定款の作成が終わったら認証手続きを公証役場で行い、資本金の払い込みをして法務局で登記手続きをして申請が通れば晴れて法人となります。
その後は税務署や市町村役場への届出を行い、会社スタートの準備を進めていくという流れになります。

そして個人事業主との違いですが、これは信頼性の面と税金面がもっとも大きいでしょう。
法人化すると横の繋がりも増えていきますし、周囲の目も変わってくるのでこれまで取引することのなかったところともかかわりが出てくる可能性があります。
また個人事業主の利益に対してかかる税金は個人の所得なので所得税ですが、法人の場合は法人税になります。
所得税はその年に出た利益に応じて税率が変化していくのに対して、法人税は常に一定なので利益が多くなったからと言って税金の負担は変わりません。
ただし所得税は利益が出なかったらその分下がっていきますが、法人税は利益が出なくても一定ですからこの点はデメリットと言えるかもしれません。